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Windows 7 最後の日がやってきたの巻 [Windows]

さっそく、Windows 7 最後の日・検証用PCを起動してみるが・・・
Windows は普通に立ち上がり、Microsoft Security Essencials(以降、MSEと略) も、通常通り動いている。
試しに Windows Update を実行してみると、MSE の更新が普通にできた。
どうやら、今日いっぱいは何もしてこない?

Windows 7 のサポート終了について、マイクロソフトを筆頭に、PC メーカー各社が必死に買い替えをアピールしてくる。
でも、考えてみればこれは、長年使ってきた家電製品の修理をメーカーが受け付けなくなるのと同じことだ。
Windows 7 後継の Windows 8 のリリースが 2012 年後半なので、丸7年、マイクロソフトはサポートを継続してくれていたわけで、家電製品と同じレベルでの義理は果たしてくれていたとは言える。
保証期間の1年を過ぎると、修理すら難しくなってくるものがある家電製品と比べれば、自力で修理対応(リカバリ)することも可能なソフトウェア商品の方が良心的という見方もできる。
つまるところ、サポート終了を境にマイクロソフトがオンラインメインテナンスをしてくれなくなるだけなので、そこから先は家電製品と同様、ユーザの自己責任で使用継続ということになる。
そもそも、ウイルスの蔓延を企てることも、セキュリティの穴を突いて他人のPCを利用することも、ユーザが自分から望んだことではないので、それを理由に出費を強いるマイクロソフトやPCメーカー各社のやり口は、詐欺や恐喝に近い。

Windows 7 をターゲットに、Windows 10 への無償アップグレードが開始された時、正直、大きなお世話だと思った。
評判の悪い Windows 8 の流れを汲むユーザーインターフェース、度重なるアップグレードのトラブルなどなど、移行するべきでない理由が多すぎた。
しかし、そんな状態も徐々に改善し、世間の PC も Windows 10 が優勢になってきて、そろそろ本格的に評価を始めようと思ったのが、1年くらい前のこと。
ただ、新しい PC だけは手配したものの、結局、半年以上寝かせてしまっていた。
状況が変わったのは、バックアップ用 PC のハードディスクが認識しなくなったことで、幸い、ワーク用のドライブだったので実害はほぼ皆無だったものの、さすがに Windows 7 初期世代の PC のアップグレード時期かなと思った次第。

そういう意味では、ハードウェアに問題がないのであれば、Windows 7 の使用を継続するのは、一つの選択肢として『有り』かなとは思う。
明日以降は Windows Update が実行されないので、MSE や IE の更新もなくなってしまうが、セキュリティ対策もブラウザも、無償のソフトウェアがいくつもあるので、それをインストールしてしまえば、取り合えず目先のセキュリティ対策としては十分だ。
もちろん、今後は Windows 7 対応の周辺機器やソフトウェアが少なくなってくるとは思うけれども、逆に言えば、使い慣れた道具を使い続けるのであれば、特に問題はないと言うことだから。
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