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リスクを取るか、意地を取るか>Windows移行祭 [Windows]

《Yahoo! Japan ニュース》より
『Windows 7のPCはまだ1492万台が残存--マイクロソフト』

Windows 7でないとイヤだ~ッ!
Windows 10なんかでは我慢ならん!
アップグレードはんた~いッ!

いや、その気持ちは分からんでもないのだけれども。
逆の言い方をすると、セキュリティリスクを抱えた約1,500万台のPCが野に放たれるということで、これは結構ヤバい状況に、なるような、ならないような。

楽観的見方:
今日、近所の病院に行ったのだが、医者の使っているPCがまだ、WindowsXPだった。
インフルエンザを撲滅すべく日夜戦い続けている病院のPCがコンピュータ・ウィルスに感染なんてしたら、洒落にもならんところではあるが、実際のところ、稼働台数が相当減っているだろう旧世代Windowsをターゲットにするようなウイルスは、もはや多くはないような気がするし、旧世代Windowsでは表示すらできないサイトも多くなっている筈なので、ネットサーフィンで感染する確率もだいぶ低くなっているような。
したがって、当面と言わず、未来永劫、Windows 7そのものがセキュリティリスクになる可能性は低いだろう。

悲観的見方:
Windows 7のサポート終了により、セキュリティの欠陥が露呈しても、それに対策する術がない。
また、セキュリティ製品のサポートも順次終了していくだろう。
最悪、ウイルスの踏み台になるPCが全世界に約1,500万台存在することになる。
未知の強力なウイルスがインターネットに放たれた時には、インターネット全体が過負荷でフリーズするかもしれない。

現実的見方:
アップデート済みWindowsの方が圧倒的多数ということを考えると、パンデミック的ウイルス拡大の可能性は低いと思われる。
また、Windows 7以前のOSの使用が起因のセキュリティ障害の事例は聞いたことがないので、サポート停止=セキュリティ危機ということにはならないと思われる。
ちなみに、セキュリティ製品をリリースしているメーカーでは、Windows 7のサポート終了後、すぐにWindows 7対応製品のサポートを終了する予定はないようだ。

まぁ、本気で危機感を感じている人はすでにWindows 10に移行済みだろうから、つまるところ、個人の危機管理能力が問われていることなのだろうと思ったりする。
タグ:Windows 7
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