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低スペックPCの限界値は? [Windows]

低スペックPCの限界は、どの辺りにあるだろう?
割と良くみかけるCPUで、Celeron N4000 というものがある。
インテルのサイトで仕様を見てみると、2コア2スレッド、動作周波数は1.1GHzから2.6GHzという、明らかに低スペックCPUの代表選手という感じだ。
このCPUに4GBのメモリ、32GBないしは64GBのeMMCに、Windows 10 Home(またはSモード)を組み合わせると、典型的な低スペPCになる。
PC雑誌などを読むと、やれライゼンだのゲフォだの高級パーツの話ばかりで、底辺PCの記事はカケラもない。
そこで、たまさか底辺PCが手元にあったので、色々確認することにした。
とりあえず、基本スペックなど。

《ECS LIVA Z2-4/32-W10(N4000)》
・Intel Celeron Processor N4000(2コア/2スレッド、1.10~2.60GHz)
・Windows 10 Home(Sモードではない)
・4GBメインメモリ(DDR4-2400、SODIMM)
・32GB eMMCストレージ標準搭載
・2.5インチ SATA 6Gb/s(SATA3.0)対応の拡張スロット
・4K/60fpsの映像出力に対応するHDMI 2.0ポート(ただし、2.0対応は1つだけ)
・2つのHDMI出力によるデュアルモニタに対応
・USB 3.1 Gen.1×3、USB Type-C 3.1 Gen.1×1、USB 2.0×2
・Wi-Fi 802.11ac
・Bluetooth 4.2
・有線ギガビットLANポート×1
・完全無音動作を実現するファンレス仕様

一応、商品分類ではベアボーン扱いではあるものの、どこのご家庭にも転がっている余剰モニタとキーボードとマウスさえ用意すれば、超小型デスクトップPCが1台完成ということになる。

さて、前置きが長くなってしまったので、本題に入ろう。
とりあえず、Windows 10 Homeのセットアップを完了し、フリーで使えるソフトウェアを色々インストールしてみる。
Acrobat Reader、Google Chrome、Libre Office などのメジャーどころから、WindowsXPの頃から常用している細かなツールなどを、ちょこちょこと。
WindowsUpdateの時に空き容量云々というメッセージが出ていたものの、ソフトウェアのインストールを一通り完了した時点で、残り容量は10GBを切ったぐらい。
本家Officeでは4GBの空き容量を要求されるようだが、LibreOfficeだと600MBくらいなので問題ない。
準備ができたところで、インストールしたソフトウェアに加えて、Windowsの管理ツールなどを片っ端から起動してみる。
一通り起動したところで、さらにYouTubeで適当な動画を再生する。
つまり、細かいことはあまり気にしないユーザが、いろいろなソフトウェアを同時起動した状態でお気に入りの動画を眺めている・・・という良くありそうな状況を想定したわけだが、結論から言うと、問題はなかった。
もちろん、Chromeでページ移動の度に、一瞬待たされたりはするものの、いったん表示されてしまえばスクロールは円滑だし、動画の引っ掛かりもまったくない。
タスクマネージャを確認してみると、メモリ使用量は3GB前後で推移しているようだ。
ちなみに、Windows起動直後では2GB前後というところだ。
つまるところ、スマホ的な用途で使う分には、底辺PCでも必要十分ということだ。

記事が長くなってきたので、価格などオマケ情報は次の記事にて。
タグ:底辺PC
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