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Windows10へのアップグレードシミュレーション例(その1) [Windows]

知り合いの家で使用しているノートPCのアップグレードをシミュレーションしてみた。
ターゲットとなるPCのスペックは、下記の通り。

《DELL Vostro3750》
・Windows7 Pro(Microsoft Office 2010付き)
・Core i3-2350H(2.3GHz/2コア/4スレッド)
・Intel HM67
・4GB×1=4GB(SO-DIMM DDR3、最大8GB)
・320GB(SATA-HDD)
・DVD SuperMulti
・NVIDIA GeForceGT 425M
・内蔵(17.3inch 1,600x900)
・購入時期 2012年03月頃(中古価格例:¥15,600-~)

アップグレード時にポイントとなる点は、下記の通り。

①Windows7 Proからのアップグレードなので、Windows10 Proになる。
②Web閲覧とOfficeアプリを少し編集するだけなので、CPU性能は十分と思われる。
③DELL社提供のマニュアルによると、メモリスロットは2つあり、4GB増設が可能。
④Windows10のパフォーマンスにもっとも影響するのは、OSがインストールされるストレージなので、SSDへの換装は必須。
DELLのPCはマニュアルにハードディスクの外し方が記載されているため、換装の難易度は低い。
⑤DVDが標準搭載なので、アップグレードはUSBメモリまたはDVDからの起動にて実行可能。

Windows7からWindows10のアップグレードは、Windows7の環境を引き継いだアップグレードと、Windows10のクリーンインストールの二つの方法がある。
手順は下記の通り。

①Microsoftのサイトからダウンロードしたツールにて、セットアップUSBメモリまたはDVDを作成。
②可能であれば、Windows7環境をバックアップする(外付けHDが必要)
③HDDからSSDに換装するなら、ここで作業(入れ替え用のSSDが必要)
④セットアップUSBメモリまたはDVDから起動し、アップグレードを実行。
⑤HDDからSSDに換装した場合には、HDDをUSB接続のケースに入れて、必要なファイルをSSDにコピー(USB接続のケースが必要)。
⑥メモリを追加するなら、ここで作業(追加のメモリが必要)
※メモリの追加は、SSDへの換装と同時でも良い。

追加パーツなしなら無料でアップグレード可能だが、ある程度長く使うことを想定しているなら、できればSSDには換装しておきたいところ。
パーツの参考価格は、下記の通り。

・SSD:CFD CSSD-S6B480CG3VX(SATA-480GB) ¥4,780-(パソコン工房)
・外付けHDD:Marshal MAL2750EX3-MKB(USB接続-750GB) ¥3,580-(パソコン工房)
・外付けHDケース:CENTURY CSS25U2SV(USB接続ケース) ¥782-(パソコン工房)
・メモリ:ノーブランド(SODIMM DDR3 PC3-10600 4GB) ¥2,437-(パソコン工房)
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 合計 ¥11,579- ※税別

ところで、上記の価格にOfficeが入ってないことに注意。
古いPCのアップグレードの障壁は、実はOSでもハードウエアでもなく、Officeのアップグレードをどうするかということになる。
可能な選択肢は、とりあえず下記の4つ。

①Office Personal 2019を新規に購入 ¥32,784-(マイクロソフト)
②Office 365 Solo(1年契約)を新規に購入 ¥12,984-(マイクロソフト)
③WPS Office Gold Editionを新規に購入 ¥6,980-(キングソフト)
④Libre Officeなどのフリーソフト (無料)

純正Office必須なら①か②、ある程度の互換性は必要だが安上がりにしたいなら③、せっかくOSが無料なのだからOfficeも無料で、というなら④ということになる。
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